カメイ 2013年3月期 売上高3.5%増 純利益19.9%減

カメイ（8037・東証1部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ3.5%増加したが、純利益は19.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は155円32銭だった。

2014年3月期は純利益が10.7%減、1株当たり純利益（EPS）138円64銭を見込んでいる。

カメイは5月9日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%増の5162億円となり、前の期より175億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は26.4%減の88億4200万円だった。営業利益率は前の期より0.7ポイント低下し1.7%となった。経常利益は15.4%減の103億円、純利益は19.9%減の52億6500万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.4%となり、前の期の11.7%より3.3ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.7%増の5200億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比1.8％増の90億円を計画。経常利益は同6.6％減の97億円、純利益は同10.7％減の47億円、EPSは138円64銭を見込んでいる。