東洋ビジネスエンジ 2013年3月期 売上高9.2%減 純利益31.1%増

東洋ビジネスエンジニアリング（4828・東証2部）が5月9日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は9.2%の減収となったが、営業利益は4.1%、純利益は31.1%増加した。1株当たり純利益（EPS）は89円04銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高12.3%増、純利益34.8%増、1株当たり純利益（EPS）120円01銭を見込んでいる。

東洋ビジネスエンジは5月9日午前10時45分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.2%減の113億円となり、前の期より11億4900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.1%増の3億6100万円と増益を確保。営業利益率は前の期の2.8%より0.4ポイント高い3.2%だった。経常利益は10.0%増の3億5400万円、純利益は31.1%増の1億7800万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.3%と、前の期の5%より1.3ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は12.3%増の128億円を計画。営業利益は21.8%増の4億4000万円を予想。経常利益は21.5%増の4億3000万円、純利益は34.8%増の2億4000万円、EPSは120円01銭を見込んでいる。