三井化学 2013年3月期 売上高3.3%減 最終赤字81億4900万円

三井化学（4183・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は81億4900万円の赤字となり、前の期の10億700万円の赤字より損失が71億4200万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が50億円、1株当たり純利益（EPS）4円99銭を見込んでいる。

三井化学は5月10日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比3.3％減の1兆4062億円、営業利益は同80.1％減の42億9000万円、経常利益は同59.8％減の92億600万円だった。最終損益は81億4900万円の赤字（前期10億700万円の赤字）。

純資産は4289億円となり、前の期より131億円増加した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が13.8%増の1兆6000億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比6.5倍の280億円を計画。経常利益は同2.4倍の230億円、最終損益は50億円の黒字、EPSは4円99銭を見込んでいる。