森精機 2013年3月期 売上高4.4%減 純利益8.0%減

森精機製作所（6141・大証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より4.4%、純利益が8.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は47円27銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高4.3%増、純利益35.4%増、1株当たり純利益（EPS）63円99銭を見込んでいる。

森精機は5月10日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.4%減の1485億円となり、前の期より67億6100万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は39.1%減の41億3400万円。営業利益率は2.8%となり、前の期の4.4%から1.6ポイント低下した。経常利益は15.4%減の50億500万円、純利益は8.0%減の51億7000万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.3%と、前の期の6%より0.7ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は4.3%増の1550億円を計画。営業利益は69.3%増の70億円を予想。経常利益は49.8%増の75億円、純利益は35.4%増の70億円、EPSは63円99銭を見込んでいる。