極洋 2013年3月期 売上高2.1%減 純利益200.0%増

極洋（1301・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は2.1%の減収となったが、営業利益は42.0%、純利益は200.0%増加した。1株当たり純利益（EPS）は12円08銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高0.6%減、純利益41.8%増、1株当たり純利益（EPS）は17円14銭を見込んでいる。

極洋は5月10日午前11時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.1%減の1780億円となり、前の期より38億3900万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は42.0%増の23億2400万円と増益を確保。営業利益率は前の期の0.9%より0.4ポイント高い1.3%だった。経常利益は32.5%増の22億6200万円、純利益は200.0%増の12億6900万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.2%となり、前の期の2.5%より4.7ポイント上昇した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は0.6%減の1770億円と、10億4600万円の減収となる見通し。一方、営業利益は42.0%増の33億円、経常利益は41.4%増の32億円、純利益は41.8%増の18億円と増益を予想。EPSは17円14銭を見込んでいる。