日本金属 2013年3月期 売上高8.5%減 最終赤字3億2700万円

日本金属（5491・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は3億2700万円の赤字となり、前の期の7500万円の赤字より損失が2億5200万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が5億円、1株当たり純利益（EPS）7円47銭を見込んでいる。

日本金属は5月10日午前11時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比8.5％減の380億円、営業利益は同78.5％減の1億1300万円、経常損益は1億5500万円の赤字（前期1億3700万円の黒字）だった。最終損益は3億2700万円の赤字（同7500万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は151億円となり、前の期から3000万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が7.1%増の408億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比9.6倍の11億円を計画。経常損益は6億5000万円の黒字、最終損益は5億円の黒字、EPSは7円47銭を見込んでいる。