日本精密 2013年3月期 売上高6.9%減 純利益69.3%減

日本精密（7771・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より6.9%、純利益が69.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は5円96銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高17.2%増、純利益92.8%増、1株当たり純利益（EPS）11円50銭を見込んでいる。

日本精密は5月10日午後5時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.9%減の55億8500万円となり、前の期より4億1600万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は69.1%減の1億300万円。営業利益率は前の期の5.6%より3.8ポイント低い1.8%だった。経常利益は64.2%減の1億500万円、純利益は69.3%減の9000万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.8%と、前の期の21.4%より15.6ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は17.2%増の65億4700万円を計画。営業利益は123.1%増の2億3000万円を予想。経常利益は85.7%増の1億9600万円、純利益は92.8%増の1億7500万円、EPSは11円50銭を見込んでいる。