川田テクノロジーズ 2013年3月期 売上高9.8%増 純利益781.1%増

川田テクノロジーズ（3443・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が9.8%、純利益が781.1%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.7%増となる一方、純利益は55.4%減を予想している。

川田テクノロジーズは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.8%増の876億円となり、前の期より78億5500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は208.9%増の20億3800万円だった。営業利益率は2.3%となり、前の期の0.8%から1.5ポイント上昇した。経常利益は1439.6%増の17億900万円、純利益は781.1%増の11億2100万円だった。自己資本利益率（ROE）は4%と、前の期の0.5%より3.5ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は196円79銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.7%増の900億円と、23億7600万円の増収を見込む一方、営業利益は51.0%減の10億円、経常利益は59.1%減の7億円の減益となる見通し。EPSは87円74銭を予想している。