高松機械 2013年3月期 売上高4.1%増 純利益36.7%増

高松機械工業（6155・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が4.1%、純利益が36.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.8%増となる一方、純利益は29.9%減を予想している。

高松機械は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.1%増の150億円となり、前の期より5億9400万円増加。本業のもうけを示す営業利益は9.2%増の10億7900万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し7.2%となった。経常利益は14.5%増の12億4300万円、純利益は36.7%増の8億6800万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.5%と、前の期の7.6%より1.9ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は79円75銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.8%増の154億円と、4億1700万円の増収を見込む一方、営業利益は23.9%減の8億2100万円、経常利益は27.5%減の9億100万円の減益となる見通し。EPSは55円88銭を予想している。