ナブテスコ 2013年3月期 売上高9.6%減 純利益10.1%減

ナブテスコ（6268・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より9.6%、純利益が10.1%減少した。1株当たり純利益（EPS）は104円57銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高12.0%増、純利益19.8%増、1株当たり純利益（EPS）125円29銭を見込んでいる。

ナブテスコは5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は9.6%減の1795億円となり、前の期より189億円減少した。本業のもうけを示す営業利益は34.3%減の150億円。営業利益率は前の期の11.5%より3.1ポイント低い8.4%だった。経常利益は27.4%減の178億円、純利益は10.1%減の132億円だった。自己資本利益率（ROE）は12.5%となり、前の期の15.6%より3.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は12.0%増の2010億円を計画。営業利益は46.5%増の220億円を予想。経常利益は40.3%増の251億円、純利益は19.8%増の159億円、EPSは125円29銭を見込んでいる。