芝浦電子 2013年3月期 売上高5.5%減 純利益61.6%減

芝浦電子（6957・ジャスダック）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より5.5%、純利益が61.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は65円05銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高12.7%増、純利益62.1%増、1株当たり純利益（EPS）105円47銭を見込んでいる。

芝浦電子は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は5.5%減の161億円となり、前の期より9億4200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は52.2%減の8億4900万円。営業利益率は前の期より5.1ポイント低下し5.3%となった。経常利益は38.1%減の10億5800万円、純利益は61.6%減の5億500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.7%と、前の期の10.2%より6.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は12.7%増の182億円を計画。営業利益は31.8%増の11億2000万円を予想。経常利益は14.4%増の12億1000万円、純利益は62.1%増の8億2000万円、EPSは105円47銭を見込んでいる。