フクビ化学 2013年3月期 売上高2.2%増 純利益35.9%増

フクビ化学工業（7871・大証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

フクビ化学は5月10日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.2%増の382億円となり、前の期より8億2300万円増加。本業のもうけを示す営業利益は12.6%増の12億5900万円だった。営業利益率は3.3%となり、前の期の3.0%から0.3ポイント上昇した。経常利益は9.9%増の14億1700万円、純利益は35.9%増の7億9000万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.3%となり、前の期の2.5%より0.8ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は38円34銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が4.5%増の400億円、営業利益は27.1%増の16億円を見込む。EPSは48円50銭を予想している。