アサヒペン 2013年3月期 売上高7.7%減 純利益32.5%減

アサヒペン（4623・大証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より7.7%、純利益が32.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は9円66銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高1.4%増、純利益27.3%減、1株当たり純利益（EPS）は7円06銭を計画している。

アサヒペンは5月10日午後3時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は7.7%減の140億円となり、前の期より11億6400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は25.5%減の6億1600万円。営業利益率は4.4%となり、前の期の5.5%から1.1ポイント低下した。経常利益は18.8%減の5億7300万円、純利益は32.5%減の4億3900万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.9%と、前の期の6%より2.1ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は1.4%増の142億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は10.8%減の5億5000万円、経常利益は14.5%減の4億9000万円、純利益は27.3%減の3億2000万円と減益を予想。EPSは7円06銭を見込んでいる。