電響社 2013年3月期 売上高0.5%増 純利益19.5%減

電響社（8144・大証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.5%増加したが、純利益は19.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は60円15銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.5%増、純利益28.5%増、1株当たり純利益（EPS）77円33銭を見込んでいる。

電響社は5月10日午後3時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.5%増の433億円となり、前の期より2億3200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は53.2%減の4億3500万円だった。営業利益率は1.0%となり、前の期の2.2%から1.2ポイント低下した。経常利益は27.4%減の12億6000万円、純利益は19.5%減の7億5400万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.5%と、前の期の4.5%より1ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.5%増の470億円を計画。営業利益は106.5%増の9億円を予想。経常利益は34.9%増の17億円、純利益は28.5%増の9億7000万円、EPSは77円33銭を見込んでいる。