島津製作所 2013年3月期 売上高0.8%減 純利益16.6%減

島津製作所（7701・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.8%、純利益が16.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は25円69銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.7%増、純利益78.1%増、1株当たり純利益（EPS）45円77銭を見込んでいる。

島津製作所は5月10日午後3時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.8%減の2640億円となり、前の期より22億700万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は37.4%減の121億円。営業利益率は前の期より2.7ポイント低下し4.6%となった。経常利益は27.8%減の134億円、純利益は16.6%減の75億7800万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.5%となり、前の期の5.7%より1.2ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.7%増の2870億円を計画。営業利益は65.1%増の200億円を予想。経常利益は41.0%増の190億円、純利益は78.1%増の135億円、EPSは45円77銭を見込んでいる。