シナネン 2013年3月期 売上高0.7%増 純利益27.2%減

シナネン（8132・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.7%増加したが、純利益は27.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は17円94銭だった。

2014年3月期は純利益が31.3%増、1株当たり純利益（EPS）23円53銭を見込んでいる。

シナネンは5月10日午後3時15分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.7%増の2740億円となり、前の期より19億7700万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は10.7%減の23億4700万円だった。営業利益率は前の期より0.1ポイント低下し0.9%となった。経常利益は7.3%減の30億500万円、純利益は27.2%減の11億4200万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.5%と、前の期の3.5%より1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.2%増の2800億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比6.5％増の25億円を計画。経常利益は同0.2％減の30億円、純利益は同31.3％増の15億円、EPSは23円53銭を見込んでいる。