三谷セキサン 2013年3月期 売上高1.0%減 純利益94.7%増

三谷セキサン（5273・大証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.0%の減収となったが、営業利益は13.0%、純利益は94.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は124円95銭だった。

2014年3月期は純利益が1.3%減、1株当たり純利益（EPS）123円38銭を見込んでいる。

三谷セキサンは5月10日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%減の546億円となり、前の期より5億4700万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は13.0%増の41億8600万円と増益を確保。営業利益率は前の期より1ポイント上昇し7.7%となった。経常利益は20.0%増の44億3900万円、純利益は94.7%増の25億8200万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.4%と、前の期の5.3%より4.1ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が2.4%増の560億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比5.1％増の44億円を計画。経常利益は同1.4％増の45億円、純利益は同1.3％減の25億5000万円、EPSは123円38銭を見込んでいる。