価値開発 2013年3月期 売上高17.2%減 最終赤字33億1400万円

価値開発（3010・東証2部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は33億1400万円の赤字となり、前の期の14億4200万円の赤字より損失が18億7200万円拡大した。2014年3月期は最終黒字が8500万円、1株当たり純利益（EPS）81銭を見込んでいる。

価値開発は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比17.2％減の48億7900万円、営業損益は6億4500万円の赤字（前期2億5300万円の赤字）、経常損益は13億1300万円の赤字（同7億8600万円の赤字）だった。最終損益は33億1400万円の赤字（同14億4200万円の赤字）。

最終損失を計上したことで純資産は6400万円となり、前の期の28億2700万円より27億6200万円減少した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が25.4%増の61億2000万円となる見通しを明らかにした。営業損益は2億3000万円の黒字を計画。経常損益は9000万円の黒字、最終損益は8500万円の黒字、EPSは81銭を見込んでいる。