住友金属鉱山 2013年3月期 売上高4.6%減 純利益32.7%増

住友金属鉱山（5713・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は4.6%の減収となったが、営業利益は8.1%、純利益は32.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は155円58銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高7.8%増、純利益14.6%減、1株当たり純利益（EPS）は134円01銭を計画している。

住友金属鉱山は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.6%減の8085億円となり、前の期より393億円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は8.1%増の957億円と増益を確保。営業利益率は11.8%となり、前の期の10.4%から1.4ポイント上昇した。経常利益は5.7%増の1150億円、純利益は32.7%増の866億円だった。自己資本利益率（ROE）は12.1%となり、前の期の10.1%より2.0ポイント上昇。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は7.8%増の8720億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は15.4%減の810億円、経常利益は7.9%減の1060億円、純利益は14.6%減の740億円と減益を予想。EPSは134円01銭を見込んでいる。