住友電工 2013年3月期 売上高4.9%増 純利益35.5%減

住友電気工業（5802・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ4.9%増加したが、純利益は35.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は47円85銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.1%増、純利益58.1%増、1株当たり純利益（EPS）75円64銭を見込んでいる。

住友電工は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.9%増の2兆1599億円となり、前の期より1005億円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は11.7%減の767億円だった。営業利益率は3.6%となり、前の期の4.2%から0.6ポイント低下した。経常利益は11.8%減の941億円、純利益は35.5%減の379億円だった。自己資本利益率（ROE）は3.7%と、前の期の6.1%より2.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.1%増の2兆4000億円を計画。営業利益は30.2%増の1000億円を予想。経常利益は27.5%増の1200億円、純利益は58.1%増の600億円、EPSは75円64銭を見込んでいる。