椿本チエイン 2013年3月期 売上高3.5%増 純利益9.0%増

椿本チエイン（6371・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

椿本チエインは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.5%増の1500億円となり、前の期より51億600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は4.1%増の125億円だった。営業利益率は前の期の8.3%より0.1ポイント高い8.4%だった。経常利益は5.5%増の128億円、純利益は9.0%増の74億2800万円だった。自己資本利益率（ROE）は7.7%と、前の期の7.9%より0.2ポイント下落した。1株当たり純利益（EPS）は39円69銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が13.3%増の1700億円、営業利益は8.9%増の137億円を見込む。EPSは43円28銭を予想している。