サンケン電気 2013年3月期 売上高4.1%減 純利益420.9%増

サンケン電気（6707・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は4.1%の減収となったが、営業利益は14.3%、純利益は420.9%増加した。1株当たり純利益（EPS）は18円73銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高15.7%増、純利益106.8%増、1株当たり純利益（EPS）38円74銭を見込んでいる。

サンケン電気は5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.1%減の1263億円となり、前の期より54億1700万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は14.3%増の46億2500万円と増益を確保。営業利益率は3.7%となり、前の期の3.1%から0.6ポイント上昇した。経常利益は34.1%増の40億4700万円、純利益は420.9%増の22億7200万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.3%と、前の期の1.3%より5.0ポイント改善。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は15.7%増の1462億円を計画。営業利益は85.9%増の86億円を予想。経常利益は77.9%増の72億円、純利益は106.8%増の47億円、EPSは38円74銭を見込んでいる。