アズビル 2013年3月期 売上高1.8%増 純利益2.5%減

アズビル（6845・東証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.8%増加したが、純利益は2.5%減少した。1株当たり純利益（EPS）は112円50銭だった。

2014年3月期は純利益が3.7%減、1株当たり純利益（EPS）108円32銭を見込んでいる。

アズビルは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.8%増の2275億円となり、前の期より40億8500万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は6.5%減の134億円だった。営業利益率は前の期より0.5ポイント低下し5.9%となった。経常利益は0.2%減の145億円、純利益は2.5%減の83億800万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%と、前の期の6.5%より0.4ポイント下落。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が9.8%増の2500億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比5.9％増の142億円を計画。経常利益は同7.3％減の135億円、純利益は同3.7％減の80億円、EPSは108円32銭を見込んでいる。