ニッチツ 2013年3月期 売上高11.6%減 純利益54.6%減

ニッチツ（7021・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より11.6%、純利益が54.6%減少した。1株当たり純利益（EPS）は16円70銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高7.4%減、純利益は35.2%減、1株当たり純利益（EPS）は10円82銭を見込んでいる。

ニッチツは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は11.6%減の96億700万円となり、前の期より12億6300万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は55.0%減の5億900万円。営業利益率は前の期の10.4%より5.1ポイント低い5.3%だった。経常利益は51.5%減の5億9900万円、純利益は54.6%減の3億5500万円だった。自己資本利益率（ROE）は3.4%と、前の期の7.9%より4.5ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が7.4%減の89億円となり、7億700万円の減収となる見通し。営業利益は37.2%減の3億2000万円、経常利益は34.9%減の3億9000万円、純利益は35.2%減の2億3000万円を予想。EPSは10円82銭を見込んでいる。