イノテック 2013年3月期 売上高18.4%減 純利益29.9%減

イノテック（9880・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より18.4%、純利益が29.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は29円85銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高11.9%増、純利益14.8%増、1株当たり純利益（EPS）34円28銭を見込んでいる。

イノテックは5月10日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は18.4%減の205億円となり、前の期より46億3200万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は51.0%減の7億6100万円。営業利益率は前の期の6.2%より2.5ポイント低い3.7%だった。経常利益は45.5%減の9億1800万円、純利益は29.9%減の5億2200万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.4%と、前の期の3.4%より1ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は11.9%増の230億円を計画。営業利益は31.4%増の10億円を予想。経常利益は19.8%増の11億円、純利益は14.8%増の6億円、EPSは34円28銭を見込んでいる。