神東塗料 2013年3月期 売上高6.2%増 純利益77.4%増

神東塗料（4615・大証1部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が6.2%、純利益が77.4%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が0.1%増となる一方、純利益は17.7%減を予想している。

神東塗料は5月10日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は6.2%増の233億円となり、前の期より13億7200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は43.3%増の12億7700万円だった。営業利益率は前の期の4.0%より1.5ポイント高い5.5%だった。経常利益は56.1%増の15億1800万円、純利益は77.4%増の8億2600万円だった。自己資本利益率（ROE）は6.1%と、前の期の3.7%より2.4ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は26円68銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.1%増の234億円と、1700万円の増収を見込む一方、営業利益は21.7%減の10億円、経常利益は21.0%減の12億円の減益となる見通し。EPSは21円95銭を予想している。