三精輸送機 2013年3月期 売上高8.9%増 純利益24.7%減

三精輸送機（6357・大証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ8.9%増加したが、純利益は24.7%減少した。1株当たり純利益（EPS）は28円27銭だった。

2014年3月期は純利益が2.9%減、1株当たり純利益（EPS）27円44銭を見込んでいる。

三精輸送機は5月10日午後2時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は8.9%増の149億円となり、前の期より12億2200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は6.3%減の9億700万円だった。営業利益率は前の期の7.1%より1ポイント低い6.1%だった。経常利益は1.5%減の11億5100万円、純利益は24.7%減の5億1500万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.3%となり、前の期の3.2%より0.9ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が34.1%増の200億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比26.7％増の11億5000万円を計画。経常利益は同4.2％増の12億円、純利益は同2.9％減の5億円、EPSは27円44銭を見込んでいる。