東洋製作所 2013年3月期 売上高2.7%減 最終黒字51億3900万円

東洋製作所（6443・東証2部）の2013年3月期連結決算は営業損益、最終損益が黒字を回復した。1株当たり純利益（EPS）は244円67銭だった。2014年3月期は純利益が94.6%減、1株当たり純利益（EPS）13円30銭を見込んでいる。

東洋製作所は5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益、経常損益、最終損益がそろって損失を解消し、黒字を回復した。本業のもうけを示す営業損益は4億5000万円の黒字となった。その前の期は4億3300万円の赤字だった。売上高営業利益率は2.2%。経常損益は4億5800万円の黒字、最終損益は51億3900万円の黒字、EPSは244円67銭だった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が4.4%増の210億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比44.3％増の6億5000万円を計画。経常利益は同41.7％増の6億5000万円、純利益は同94.6％減の2億8000万円、EPSは13円30銭を見込んでいる。