京三製作所 2013年3月期 売上高0.6%減 純利益86.8%減

京三製作所（6742・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.6%、純利益が86.8%減少した。1株当たり純利益（EPS）は1円79銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.3%増、純利益1417.9%増、1株当たり純利益（EPS）27円09銭を見込んでいる。

京三製作所は5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%減の581億円となり、前の期より3億3600万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は44.0%減の12億1400万円。営業利益率は前の期の3.7%より1.6ポイント低い2.1%だった。経常利益は39.0%減の13億5400万円、純利益は86.8%減の1億1200万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.3%と、前の期の2.6%より2.3ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.3%増の630億円を計画。営業利益は163.5%増の32億円を予想。経常利益は121.4%増の30億円、純利益は1417.9%増の17億円、EPSは27円09銭を見込んでいる。