日新商事 2013年3月期 売上高0.1%増 純利益14.3%減

日新商事（7490・東証2部）が5月10日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.1%増加したが、純利益は14.3%減少した。1株当たり純利益（EPS）は19円68銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高8.0%増、純利益58.6%増、1株当たり純利益（EPS）31円22銭を見込んでいる。

日新商事は5月10日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.1%増の684億円となり、前の期より7200万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は41.5%減の1億5700万円だった。営業利益率は前の期の0.4%より0.2ポイント低い0.2%だった。経常利益は21.0%減の3億7200万円、純利益は14.3%減の1億3200万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.8%となり、前の期の1%より0.2ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は8.0%増の740億円を計画。営業利益は70.9%増の2億7000万円を予想。経常利益は15.3%増の4億3000万円、純利益は58.6%増の2億1000万円、EPSは31円22銭を見込んでいる。