錢高組 2013年3月期 売上高15.2%減 最終赤字45億8100万円

錢高組（1811・大証1部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は48億4500万円、最終赤字は45億8100万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

錢高組は5月10日午後1時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は48億4500万円の赤字（前期3億6400万円の黒字）、経常損益は44億5900万円の赤字（同3億8600万円の黒字）、最終損益は45億8100万円の赤字（同9100万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比15.2％減の1136億円だった。

最終損失を計上したことで純資産は前の期から5億9100万円減少し、295億円となった。自己資本比率は前の期より0.7ポイント上昇し、20.5%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は3億円の黒字、経常損益は3億円の黒字、最終損益は1億8000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は2円50銭を見込んでいる。