中国塗料 2013年3月期 売上高10.6%減 純利益2.9%減

中国塗料（4617・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より10.6%、純利益が2.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は44円21銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高0.4%増、純利益12.7%減、1株当たり純利益（EPS）は38円60銭を計画している。

中国塗料は5月10日午後1時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.6%減の836億円となり、前の期より99億400万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は13.9%減の47億1500万円。営業利益率は前の期の5.9%より0.3ポイント低い5.6%だった。経常利益は15.3%減の51億1900万円、純利益は2.9%減の29億7800万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.9%となり、前の期の6.6%より0.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.4%増の840億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は15.2%減の40億円、経常利益は18.0%減の42億円、純利益は12.7%減の26億円と減益を予想。EPSは38円60銭を見込んでいる。