福島工業 2013年3月期 売上高16.5%増 純利益70.7%増

福島工業（6420・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が16.5%、純利益が70.7%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が5.8%増となる一方、純利益は0.9%減を予想している。

福島工業は5月13日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は16.5%増の471億円となり、前の期より66億7700万円増加。本業のもうけを示す営業利益は54.2%増の44億2700万円だった。営業利益率は前の期より2.3ポイント上昇し9.4%となった。経常利益は53.3%増の48億1200万円、純利益は70.7%増の29億5900万円だった。自己資本利益率（ROE）は13%となり、前の期の8.5%より4.5ポイント改善。1株当たり純利益（EPS）は279円32銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は5.8%増の498億円と、27億1800万円の増収を見込む一方、営業利益は9.8%減の39億9500万円、経常利益は17.1%減の39億8700万円の減益となる見通し。EPSは138円36銭を予想している。