丸尾カルシウム 2013年3月期 売上高2.7%増 純利益17.5%増

丸尾カルシウム（4102・大証2部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が2.7%、純利益が17.5%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が3.6%増となる一方、純利益は29.2%減を予想している。

丸尾カルシウムは5月13日午後3時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.7%増の93億6600万円となり、前の期より2億4200万円増加。本業のもうけを示す営業利益は18.6%増の2億5400万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し2.7%となった。経常利益は38.1%増の3億9100万円、純利益は17.5%増の2億3900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.8%と、前の期の4.3%より0.5ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は21円51銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.6%増の97億円と、3億3300万円の増収を見込む一方、営業利益は21.4%減の2億円、経常利益は36.1%減の2億5000万円の減益となる見通し。EPSは15円24銭を予想している。