グルメ杵屋 2013年3月期 売上高1.3%減 純利益1230.1%増

グルメ杵屋（9850・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は1.3%の減収となったが、営業利益は83.6%、純利益は1230.1%増加した。1株当たり純利益（EPS）は86円98銭だった。

2014年3月期は純利益が59.4%減、1株当たり純利益（EPS）35円34銭を見込んでいる。

グルメ杵屋は5月13日午後3時40分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.3%減の359億円となり、前の期より4億7600万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は83.6%増の5億2800万円と増益を確保。営業利益率は1.5%となり、前の期の0.8%から0.7ポイント上昇した。経常利益は196.5%増の4億8200万円、純利益は1230.1%増の19億4900万円だった。自己資本利益率（ROE）は15.1%となり、前の期の1.3%より13.8ポイント改善した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が0.6%減の357億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比86.6％増の9億8500万円を計画。経常利益は同97.1％増の9億5000万円、純利益は同59.4％減の7億9200万円、EPSは35円34銭を見込んでいる。