石川製作所 2013年3月期 売上高25.7%減 純利益35.7%増

石川製作所（6208・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は減収増益だった。売上高は25.7%の減収となったが、営業利益は18.6%、純利益は35.7%増加した。1株当たり純利益（EPS）は2円37銭だった。

2014年3月期は増収減益の計画。売上高20.2%増、純利益27.2%減、1株当たり純利益（EPS）は1円41銭を計画している。

石川製作所は5月13日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は25.7%減の73億2000万円となり、前の期より25億3400万円減少した。一方、本業のもうけを示す営業利益は18.6%増の3億1100万円と増益を確保。営業利益率は4.2%となり、前の期の2.7%から1.5ポイント上昇した。経常利益は49.6%増の1億8500万円、純利益は35.7%増の1億2300万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.2%となり、前の期の10.8%より2.6ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は20.2%増の88億円と増収を確保する計画。半面、営業利益は39.1%減の1億9000万円、経常利益は35.4%減の1億2000万円、純利益は27.2%減の9000万円と減益を予想。EPSは1円41銭を見込んでいる。