兵機海運 2013年3月期 売上高2.7%減 純利益79.0%減

兵機海運（9362・大証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.7%、純利益が79.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は73銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高5.4%増、純利益170.6%増、1株当たり純利益（EPS）8円44銭を見込んでいる。

兵機海運は5月13日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.7%減の126億円となり、前の期より3億5500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は70.6%減の5100万円。営業利益率は前の期の1.3%より0.9ポイント低い0.4%だった。経常利益は33.0%減の5600万円、純利益は79.0%減の800万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.5%となり、前の期の2.5%より2ポイント悪化。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は5.4%増の133億円を計画。営業利益は387.8%増の2億5000万円を予想。経常利益は192.1%増の1億5000万円、純利益は170.6%増の1億円、EPSは8円44銭を見込んでいる。