岩谷産業 2013年3月期 売上高0.6%減 純利益23.9%減

岩谷産業（8088・東証1部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より0.6%、純利益が23.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は32円88銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高2.7%増、純利益7.1%増、1株当たり純利益（EPS）34円94銭を見込んでいる。

岩谷産業は5月13日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%減の6570億円となり、前の期より41億7900万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は12.8%減の167億円。営業利益率は前の期の2.9%より0.4ポイント低い2.5%だった。経常利益は10.9%減の174億円、純利益は23.9%減の80億2600万円だった。自己資本利益率（ROE）は10.4%と、前の期の15.7%より5.3ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は2.7%増の6750億円を計画。営業利益は10.7%増の185億円を予想。経常利益は3.4%増の180億円、純利益は7.1%増の86億円、EPSは34円94銭を見込んでいる。