中日本興業 2013年3月期 売上高8.7%増 最終黒字1億700万円

中日本興業（9643・名証2部）の2013年3月期連結決算は営業損益、最終損益が黒字を回復した。1株当たり純利益（EPS）は198円94銭だった。2014年3月期は増収減益の計画。売上高0.1%増、純利益34.7%減、1株当たり純利益（EPS）は129円90銭を計画している。

中日本興業は5月13日午後2時20分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益、経常損益、最終損益がそろって損失を解消し、黒字を回復した。本業のもうけを示す営業損益は1億4800万円の黒字となった。その前の期は5200万円の赤字だった。売上高営業利益率は4.3%。経常損益は1億5600万円の黒字、最終損益は1億700万円の黒字、EPSは198円94銭だった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は0.1%増の34億2800万円と増収を確保する計画。半面、営業利益は13.7%減の1億2800万円、経常利益は20.0%減の1億2500万円、純利益は34.7%減の7000万円と減益を予想。EPSは129円90銭を見込んでいる。