月島機械 2013年3月期 売上高10.2%増 純利益30.1%増

月島機械（6332・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が10.2%、純利益が30.1%前の期より増加した。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。

月島機械は5月13日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.2%増の798億円となり、前の期より73億8600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は35.7%増の44億1900万円だった。営業利益率は前の期より1ポイント上昇し5.5%となった。経常利益は31.9%増の46億8800万円、純利益は30.1%増の23億6900万円だった。自己資本利益率（ROE）は4.9%と、前の期の4%より0.9ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は53円24銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益の見通しを示した。売上高は3.6%減の770億円と、28億6600万円の減収を計画。一方、営業利益は13.1%増の50億円、経常利益は10.9%増の52億円と増益を見込んでいる。EPS予想は67円40銭。