三谷商事 2013年3月期 売上高4.5%増 純利益22.0%増

三谷商事（8066・東証2部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が4.5%、純利益が22.0%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.1%増となる一方、純利益は20.6%減を予想している。

三谷商事は5月13日午後2時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は4.5%増の4213億円となり、前の期より180億円増加。本業のもうけを示す営業利益は7.4%増の122億円だった。営業利益率は前の期の2.8%より0.1ポイント高い2.9%だった。経常利益は12.2%増の137億円、純利益は22.0%増の78億600万円だった。自己資本利益率（ROE）は11.1%と、前の期の10%より1.1ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は284円。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.1%増の4300億円と、86億5400万円の増収を見込む一方、営業利益は10.4%減の110億円、経常利益は12.7%減の120億円の減益となる見通し。EPSは225円56銭を予想している。