リョービ 2013年3月期 売上高0.6%増 純利益51.9%減

リョービ（5851・東証1部）が5月13日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ0.6%増加したが、純利益は51.9%減少した。1株当たり純利益（EPS）は12円42銭だった。

2014年3月期は増収増益を計画。売上高9.9%増、純利益4.5%増、1株当たり純利益（EPS）12円97銭を見込んでいる。

リョービは5月13日午後1時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.6%増の1665億円となり、前の期より9億2800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は57.1%減の33億700万円だった。営業利益率は前の期より2.7ポイント低下し2.0%となった。経常利益は57.1%減の29億8000万円、純利益は51.9%減の20億900万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.6%となり、前の期の5.8%より3.2ポイント悪化した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収増益の見通しを示した。売上高は9.9%増の1830億円を計画。営業利益は21.0%増の40億円を予想。経常利益は7.3%増の32億円、純利益は4.5%増の21億円、EPSは12円97銭を見込んでいる。