巴コーポ 2013年3月期 売上高17.5%減 最終赤字12億8400万円

巴コーポレーション（1921・東証1部）の2013年3月期連結決算は営業段階からの赤字となった。営業赤字は4億1100万円、最終赤字は12億8400万円だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、営業黒字、最終黒字を回復する見通しを明らかにした。

巴コーポは5月13日午後0時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。営業損益は4億1100万円の赤字（前期7億1000万円の黒字）、経常損益は4億2300万円の赤字（同7億7300万円の黒字）、最終損益は12億8400万円の赤字（同5億6400万円の黒字）となり、営業損益、経常損益、最終損益がそろって赤字となった。売上高は前期比17.5％減の170億円だった。

最終損失を計上したことで純資産は193億円となり、前の期より2億4700万円減少した。自己資本比率は前の期より2.1ポイント低下し、40.2%となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、黒字を回復する見通しを示した。営業損益は2億5000万円の黒字、経常損益は2億5000万円の黒字、最終損益は1億5000万円の黒字を予想。1株当たり純利益（EPS）は3円76銭を見込んでいる。