東テク 2013年3月期 売上高10.6%増 純利益96.9%増

東テク（9960・ジャスダック）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が10.6%、純利益が96.9%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が3.7%増となる一方、純利益は4.4%減を予想している。

東テクは5月14日午後4時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.6%増の665億円となり、前の期より63億5900万円増加。本業のもうけを示す営業利益は52.6%増の19億4700万円だった。営業利益率は前の期より0.8ポイント上昇し2.9%となった。経常利益は54.6%増の22億3700万円、純利益は96.9%増の11億5100万円だった。自己資本利益率（ROE）は8.6%と、前の期の4.7%より3.9ポイント上昇した。1株当たり純利益（EPS）は85円43銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は3.7%増の690億円と、24億3800万円の増収を見込む一方、営業利益は5.0%減の18億5000万円、経常利益は3.9%減の21億5000万円の減益となる見通し。EPSは81円70銭を予想している。