大東紡織 2013年3月期 売上高1.0%増 純利益51.0%減

大東紡織（3202・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収減益だった。売上高が前の期に比べ1.0%増加したが、純利益は51.0%減少した。1株当たり純利益（EPS）は51銭だった。

2014年3月期は減収増益を計画。売上高1.0%減、純利益678.7%増、1株当たり純利益（EPS）は4円01銭を見込んでいる。

大東紡織は5月14日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は1.0%増の81億7900万円となり、前の期より7800万円増加。一方、本業のもうけを示す営業利益は4.0%減の3億7300万円だった。営業利益率は前の期の4.8%より0.2ポイント低い4.6%だった。経常利益は5.7%減の5300万円、純利益は51.0%減の1500万円だった。自己資本利益率（ROE）は0.4%と、前の期の0.8%より0.4ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収増益見通しを明らかにした。売上高は1.0%減の81億円と、7900万円の減収となる見通し。一方、営業利益は33.9%増の5億円、経常利益は200.0%増の1億6000万円、純利益は678.7%増の1億2000万円と増益を予想。EPSは4円01銭を見込んでいる。