リンコーコーポ 2013年3月期 売上高2.7%減 純利益34.2%減

リンコーコーポレーション（9355・東証2部）の2013年3月期連結決算は減収減益だった。売上高が前の期より2.7%、純利益が34.2%減少した。1株当たり純利益（EPS）は12円94銭だった。

2014年3月期は減収減益の計画。売上高4.0%減、純利益は42.7%減、1株当たり純利益（EPS）は7円41銭を見込んでいる。

リンコーコーポは5月14日午後4時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は2.7%減の190億円となり、前の期より5億3500万円減少した。本業のもうけを示す営業利益は23.4%減の6億2400万円。営業利益率は3.3%となり、前の期の4.2%から0.9ポイント低下した。経常利益は25.1%減の6億2400万円、純利益は34.2%減の3億4900万円だった。自己資本利益率（ROE）は2.9%となり、前の期の4.6%より1.7ポイント下落した。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、減収減益見通しを明らかにした。売上高が4.0%減の183億円となり、7億5900万円の減収となる見通し。営業利益は13.5%減の5億4000万円、経常利益は28.0%減の4億5000万円、純利益は42.7%減の2億円を予想。EPSは7円41銭を見込んでいる。