コスモ石油 2013年3月期 売上高1.8%増 最終赤字858億円

コスモ石油（5007・東証1部）の2013年3月期連結決算は最終赤字が拡大した。最終損益は858億円の赤字となり、前の期の90億8400万円の赤字より損失が767億円拡大した。2014年3月期は最終黒字が160億円、1株当たり純利益（EPS）18円89銭を見込んでいる。

コスモ石油は5月14日午後3時30分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比1.8％増の3兆1666億円、営業利益は同17.5％減の524億円、経常利益は同21.1％減の484億円だった。最終損益は858億円の赤字（前期90億8400万円の赤字）。

最終損失の計上により純資産は前の期から805億円減少し、2569億円となった。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、売上高が12.1%増の3兆5500億円となる見通しを明らかにした。営業利益は前期比22.1％増の640億円を計画。経常利益は同25.9％増の610億円、最終損益は160億円の黒字、EPSは18円89銭を見込んでいる。