パシフィックシステム 2013年3月期 売上高10.6%増 純利益203.8%増

パシフィックシステム（3847・ジャスダック）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が10.6%、純利益が203.8%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が10.4%増となる一方、純利益は8.0%減を予想している。

パシフィックシステムは5月14日午後3時10分、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は10.6%増の84億6900万円となり、前の期より8億1000万円増加。本業のもうけを示す営業利益は89.2%増の4億4800万円だった。営業利益率は5.3%となり、前の期の3.1%から2.2ポイント上昇した。経常利益は93.2%増の4億7300万円、純利益は203.8%増の2億8100万円だった。自己資本利益率（ROE）は9.6%と、前の期の3.3%より6.3ポイント上昇。1株当たり純利益（EPS）は190円22銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は10.4%増の93億5300万円と、8億8300万円の増収を見込む一方、営業利益は5.0%減の4億2500万円、経常利益は10.1%減の4億2600万円の減益となる見通し。EPSは174円99銭を予想している。