あすか製薬 2013年3月期 売上高0.8%増 純利益15814.3%増

あすか製薬（4514・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。売上高が0.8%、純利益が15814.3%前の期より増加した。同時に発表した2014年3月期の業績予想は、増収減益の見通しを示した。売上高が2.3%増となる一方、純利益は46.1%減を予想している。

あすか製薬は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.8%増の409億円となり、前の期より3億2600万円増加。本業のもうけを示す営業利益は13.4%増の10億6100万円だった。営業利益率は前の期より0.3ポイント上昇し2.6%となった。経常利益は9.2%増の13億3600万円、純利益は15814.3%増の11億1400万円だった。 1株当たり純利益（EPS）は40円27銭。

決算と同時に2014年3月期の業績予想を公表し、増収減益の見通しを示した。売上高は2.3%増の419億円と、9億3700万円の増収を見込む一方、営業利益は34.1%減の7億円、経常利益は21.5%減の10億5000万円の減益となる見通し。EPSは21円64銭を予想している。