ユシロ化学 2013年3月期 売上高3.1%増 純利益51.7%増

ユシロ化学工業（5013・東証1部）が5月14日発表した2013年3月期の連結決算は増収増益だった。あわせて2014年3月期の業績予想を公表し、今期も増収増益となる見通しを示した。

ユシロ化学は5月14日午後3時、2013年3月期の連結決算を発表した。売上高は3.1%増の242億円となり、前の期より7億3500万円増加。本業のもうけを示す営業利益は0.4%増の8億8100万円だった。営業利益率は3.6%となり、前の期の3.7%から0.1ポイント低下した。経常利益は24.5%増の16億1500万円、純利益は51.7%増の10億5200万円だった。自己資本利益率（ROE）は5.2%となり、前の期の3.6%より1.6ポイント改善した。1株当たり純利益（EPS）は75円97銭。

決算と同時に公表した2014年3月期の業績予想は、増収増益の見通し。売上高が8.2%増の262億円、営業利益は42.9%増の12億6000万円を見込む。EPSは91円67銭を予想している。